貸切バスは身近で便利な交通手段

乗車される団体名をフロントガラスに掲げ、歩道沿いに複数台一列に並ぶ大型バスの姿は、誰もが日常的に目にされている風景に違いありません。いわゆる路線バスと比較して格段に豪華な車内設備とデザインが、窓ガラス越しに快適な乗り心地を伝えています。
あるいは黒い服を身に纏われた方々を乗せ、小型マイクロバスが皆さんを静かに追い越して行くのもまた、無意識の中日常的に遭遇する光景の1つです。

徒歩移動が叶わぬ距離の移動手段となれば、多くの方々が電車や路線バスなどの公共交通機関、もしくはタクシーを思い浮かべられる事でしょう。いずれも日常的に利用し慣れた身近な乗り物に違いありませんが、一定人数以上の移動の場合、幾つもの大きなデメリットが避けられません。

電車移動の場合は切符を個人個人が購入する手間暇を要するのみならず、自らの団体が固まって着席できる保証はありません。更に乗車時間帯が朝夕のラッシュ時などに重なれば、心身の負担も避けられず、最寄駅から目的地が離れている場合、更なる移動手段の確保が求められます。
また路線バスの場合は道路事情に因るダイヤの乱れに対するリスクがこれらに加わり、タクシーに関しても分乗が避けられず、一同が快適に移動する上で必ずしもベストな手段とは言い切れません。

ここで皆さんのご記憶を、幼い頃から学生時代に時計の針を合わせて呼び戻してみてください。幾分緊張しながらも小さなリュックを背中に、お友達と席を並べた初めての遠足。前夜から楽しみで眠れなかった修学旅行の学校から空港や港までの移動手段や、現地でバスガイドさんとのコミュニケーションが思い出の乗り物と言えば、既に皆さんお気づきの通り「貸切バス」に他なりません。
その他大好きだった祖父母との最期のお別れを経験された方々にとっては、斎場へ向かうマイクロバス、緊張の面持ちで真新しいスーツ姿に混じって乗り込んだ新人研修に向かう小型場バスなど、私達は無意識のうちに幾度も貸切バスを利用しているのです。

共通の目的地へ向かう一行を一度に乗せ、安全確実に目的地へ運ぶ貸切バスならではのメリットは、他の公共交通機関や自らがハンドルを握るレンタカーの使用とは比較になりません。
何より不特定多数の第三者と移動時間を共有せず、自分達だけの空間の確保が叶い、快適な移動が約束されている点が見逃せません。今後折に触れ、貸切バスの利用が必要となる場面に遭遇されるかと思います。ぜひこの機会に身近で便利な交通手段の貸切バスのチャーターに際し、知っておきたい基礎知識をお確かめいただければ幸いです。